新潟県 松之山温泉 旅館

昨日キセキレイのひな（１羽だけ、１週間前に孵化したのです）を見にいくと、アレッ？動いてない。
昨日まではもぞもぞと動いていたのに・・
しばらくしてもう一度いってみると、やっぱり動かない・・
まず、いついっても親鳥がいないのです。
どうやら、親が放棄してしまったようです。
スズメが執拗に攻撃していたので危険を感じたのか
卵も２つそのままです・・
夕方、森の学校キョロロに電話し、冷たくなったひなと卵を
研究材料にしてもらうために、取りに来てもらいました。
すると、巣の横から黒い大きな羽を発見！
カラスの羽だぁ・・・
どうやらカラスにやられてしまったよう。

しょんぼりして、外に出てみると、今度はツバメが１０羽ほど、空をグルグルとまわり、異様な様子。
よく見てみると電線に、にっくきカラスがとまっている・・
すると、ツバメがとまっているカラスの頭をくちばしで
つついています。
次々とツバメがカラスを攻撃していたのですが、
カラスはピクリともしません。

と思ったら、おもむろにとびたち、千歳の２階の小屋根に
ある巣の中のツバメのひなを、パクッとくわえていってしまいました。
「こらー、返しなさい！」
と叫ぶも無駄で、その巣のひなを次々にくわえていき
屋根の上で悠々を食べてしまいました。

宿七クンと友達も見ている目の前で、カラスに取られて
しまいました・・
大ショックでしたが、これも自然界ではあることなのか・・



そこで、ここのひな達、地下ガレージのせまい巣の中で
頑張っている君達。
体の大きい兄弟に上に乗っかられながらも、けなげな瞳で
こっちを見てくれて、ありがとう。
巣立つまであと２・３日カラスに狙われない様、
ガンバレ！！

若女将