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プロフィール
ひなの宿 ちとせ
ひなの宿 ちとせ
あれから29年・・・気が付けば結婚して松之山人となり早29年。
今でも、日々の景色(新緑の緑や可憐な山野草・蛍や雪景色)
に感動し、新鮮な毎日です。
1人息子宿七クンの成長もなによりの楽しみ。
今年、大学を卒業し4月からはホテルに就職し修行です。
実家に帰ってくるのが今から楽しみ!!

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2009年02月12日

古都を訪ねて

スペイン滞在中、唯一半日観光に出かけられたのが
マドリッドからバスで1時間チョットででかけられる
古都トレド。
紀元前からの歴史があり、16世紀のマドリッド遷都まで
都として栄えてきた町とのこと。
日本の奈良市と姉妹都市関係を結んでいるそうです。
歴史を感じさせる建物が、きちんと保存・管理されており
街全体が圧倒的な美しさに包まれていました。



旧市街にあるトレド大聖堂で、新婚?写真を一枚。
300年近くもかけて建てられたという教会の中は
機械力のない時代に気の遠くなるような作業を
繰り返して、多くの人の手がかかっているのが
感じられました。
高い天井や、ステンドグラス、大司教様の宝石類など
ため息のでるようなすばらしいものばかり。



小さな教会には、スペインの代表的な画家
エル・グレコ作『オルガス伯の埋葬』が所蔵されており、
400年たった今も、色鮮やかな状態なのには、驚きました。


細い路地が大変入り組んでおり、迷路のようです。 
路地は石畳で、歴史を踏みしめているようでした。



街路樹の木にたくさん実が下がっており、ガイドさんに
訪ねると、「プラタナス(すずかけの木)」とのこと。
日本でもあるのかと思いますが、初めて見る木でした。



約20年前にトレド大聖堂など旧市街全域が
古都トレドとしてユネスコの世界遺産(文化遺産)に
登録されたとのこと。
景観や、建物の修復などは、
法律により厳しく制限されているそうです。

でも、なによりも驚いたのは、トレドを観光する時には
必ず現地ガイドを雇うことも義務づけられているとのこと。
私達は、マドリッドから日本人ガイドがついていたので
ダブルガイドです。
説明や案内も日本人ガイドの方がしてくれるので
ついて歩くだけなのですが、
これも法律で決まっているとの事。

(大聖堂の中で写真を撮っていたツーリストを
見つけては、やめてもらうよう注意していましたが・・)
これって、沢山いるガイドがキチンと
自分達の街トレドを案内しているか、
チェックしているのかなぁ?

スペインの方の観光に対する姿勢なのでしょうね。
圧倒的な歴史と共存して、
今日も観光客を迎える人々の顔は
自信に満ち溢れているようでした。

若女将
  

Posted by ひなの宿 ちとせ at 23:32Comments(2)徒然つれづれ